山伏から箱根へ
★ 平成20年6月16日(月) 山伏から箱根へ |
金曜日の事、あまりにも天気が良くて、仕事をしているのがとっても悔しかったので休暇を出しました。 今日の休暇です。 計画は山伏峠に上る事。 山伏峠は、神奈川県相模原市と山梨県の山中湖を繋ぐ道国道413号線の途中、標高約1100mにあります。 国道413号線は別名道志道とも呼ばれ、その沿線には無数にキャンプ場が存在する事から、キャンプ場銀座とも言われます。 山伏峠まではうちから約80kmで、往復すると160kmにもなりますが、仲間のFISH君が何度も挑戦している所なので、是非行ってみたかったのです。 家を出てしばらくはウォーミングアップのつもりでペースを落として走ろうと思っていましたが、何故か今日は足が動きません。 普段は一気に駆け抜けるはずの綾瀬から海老名のアップダウンで、足が重くて仕方がありません。 そのまま国道412号線に入りますが、ここでは向かい風です。 正直、上りの向かい風だけは勘弁して頂きたい。>< そして宮ヶ瀬に付いた頃には既に足が売り切れ状態に;; ![]() あまりにも足が動かないので、何度もこのまま帰ってしまおうと思いますが、折角休暇を取って宮ヶ瀬で終わってしまっては、何のための休暇かわからなくなります。 そこで動かない足に鞭を打って山伏方面を目指します。 と言うか、宮ヶ瀬を過ぎてから気が付いたのですが、山伏を目指すのならば、わざわざ坂の多い宮ヶ瀬を通らずに、平坦な津久井湖から回ってきた方が楽でしたね。^^; 宮ヶ瀬から413号線に合流して直ぐの場所にある山崎ショップで休憩していると、年配の男性が私の方に寄って来て、「足鍛えてるね」と言うのです。「はい。鍛えてますよ」と言うと、「どうやって足を鍛えるのだ?腹筋か」と言うので、これはまともに相手をしては駄目だと思い、「そうですね」とだけ答えておきました。^^; 413号線は基本的に上り基調で、緩やかに上り続けてやがて「神奈川県最高地点」と言う標識が見えます。 その標識を過ぎると下り坂になり、しばらく下り坂が続きます。 ずっと下り坂が続きます。 どこまでも下り坂が続きます。 延々と下り坂が続きます。 今まで上って来た以上に下ったかもしれません>< これから1000m以上もある所に上るのに、ここでこんなに下ると、その分も上らなければならないではないか。 そして県境まで下り、山梨県に入った所でいきなり上り始めます。 ![]() まあ、景色がいいからよしとしよう。 でも下りながら思った。「帰りは上りだよな」と。 そのときに決めた。帰りは違う道を通る。 その後もだらだらとアップダウンを繰り返し、道の駅どうしに到着。 ![]() 道の駅の裏にはかっぱ橋と言う名の橋が(笑 これってさ、上高地のパクリだね。 さて、ここからが正念場。山伏峠までは8.7kmですが、後半がきついのです。 スピードも多分一桁しか出ていないと思いますが、のんびりとマイペースで足に負担をかけないように上り、ついに山伏峠へ。 ![]() 一応目標達成ですが、来た道は帰らないと決めたので、とりあえず先に進みます。 ![]() 山梨県山中湖村だそうです。 山中湖畔でどこへ行くか思案すること数秒。 ![]() 来た道を戻らないのならば、籠坂峠を越えて国道246号線を帰る以外に道はありません。 山中湖から篭坂峠までは2.4kmですから、足はとっくに売り切れですが、これが最後だと思えば何とか上れるでしょう。 ![]() ただひとつ欲を言えば、富士山が雲に隠れて見えなかったのが残念です。 ここからの下りは気持ちがよかった。 自衛隊の装甲車と何度もすれ違いながら御殿場を目指し、御殿場を通り越したあたりで何も考えていません。 昔の記憶で本能的に走っているだけです。 ふと我に返ったのは、なぜかないはずの坂を上っていた時です。 ![]() 二輪に乗っていた頃には、週に2回は通っていた場所です。 山伏峠に上り、籠坂峠を越え、しまいには箱根に上るなんて、きっと私は馬鹿ですね。 それにも増して、足が動かないと言いながらも、よくここまで上ったもんだ。 ![]() 箱根町の標識に、何となく「ただいま」と答えてしまうのは何故でしょう? エンジンの有無こそ違えども、昔も今も2つのタイヤの乗り物で箱根を駆けめぐっています。 それにしてもよく走った。 自宅から厚木までの20kmと、小田原から自宅までの40km以外は全て坂道です。 もっとも坂道の半分は下りですけどね。^^ 走行距離: 183.16km 走行時間: 8時間17分33秒 平均速度: 22.1km/h |
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