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2009年3月 9日 (月)

距離感?

 平成21年3月9日(月) 距離感?
今更こんな事を言うのも変ですが、先日のブルベ神奈川200kmの応援に行って、自分の知っている地元の道をランドヌール(ズ)達が走っているのは、新鮮な感動でした。

考えて見れば自分で走ったブルベは、千葉、静岡、埼玉と、地元とは言いがたい場所ばかりでしたので、余計にそう思ったのかもしれませんね。

で、その先日のブルベですが、実は私はこのコースに対して「健脚さんには少々物足りないコース」と言ってしまいましたが、意外にもベテランの人達が「きつかった」と言っていました。

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今朝の出勤時、彼等が見たであろう景色(往路桜ヶ丘交差点左折後2km程)を見ながら、そういえば今回のコースは混む場所ばかり走っていた事を思い出します。

確かに混雑した道路を走るのは、精神的に疲れますよね^^;

でもね、200kmが物足りないなんて言うと、「距離感が壊れてる\(@O@)/」とか人を怪物のように言う人がいるんです。

実はこれ、ブルベに参加しているランドヌール(ズ)たちの距離感が壊れているのではなくて、一般の人達の距離感が壊れているのです。いや、壊されているのです。

多分、欧米人に自転車で200kmと言うと、ツール・ド・フランスの1日分と言う答えが返って来ると思います。

彼等にとって自転車とは「人力のみで最も早く遠くまで移動出来る道具」ですからね。

ところが日本人は、ママチャリと言う「自転車の形をした大八車」の事を自転車と思っています。そもそも大八車は荷物を運ぶ道具なので、そんな物で遠くまで移動出来る訳が無いのです。

(スポーツサイクルとママチャリの違いについては昨年2月17日のブログ参照)

ですからママチャリしか知らない日本人が、スポーツサイクルに乗って最初に言う言葉は、決まって「軽い」とか「楽」と言う言葉なんですが、それは至極当たり前の事で、何が悲しくて、今まで無理をしてまで自走式大八車(ママチャリ)に乗っていたのかと言う事なんです。

更に、ロードバイクの性能たるや、「自転車で遠くへ行きたい。」の著者である米津一成氏曰く「ロードレーサーは人間と機械の最も幸福な妥協点だと思う。(中略)ロードレーサーには速く走るためのパーツ以外、一切無駄なものはついていない」と言われている位、感動的に早く遠くまで走れる乗り物なのです。

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復路桜ヶ丘交差点手前1km地点の景色

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