bijin-tokei

無料ブログはココログ

« 大阪へ(前編) | トップページ | 休み明け »

2009年5月18日 (月)

大阪へ(後編)

 平成21年5月18日(月) 大阪へ(後編)

前編から続く

今回走るに当たって目標にしていた事が2つあります。

日没前の浜名湖と日付が変わる前の名古屋。

090518_0
18時5分天竜川 ここまで210km

しかし天竜川を渡る辺りで日が傾き始め、更に20km以上先の浜名湖に日没前は厳しい状況に。

090518_1

相変わらず西からの強烈な向かい風が吹き続けます。

いつ吹き止むとも知れぬ向かい風、「いい加減勘弁して下さい」と土下座でも何でもしたい気持ちですが、いったい誰に謝ればいいのか(笑

それよりも常時向かい風の状態と時速20km前後のスピードに慣れてしまい、感覚が麻痺してきました。

090518_2
19時20分浜名湖 ここまで236km

折角の浜名湖も、真っ暗で何も見えず><

ただし風だけは私を見捨てません^^;

弁天島を渡る辺りでは、向かい風と言うよりは台風の中を進んでいるような感じで、時折強烈な突風が正面から吹き付け、時速も一桁。いや、本気で後に吹き飛ばされると思い、足を付いてしまったほどの強烈な風に遭います。

浜名湖を過ぎるとようやく名古屋までの距離が二桁に。

090518_3

とりあえず名古屋まではたどり着けそうだ(笑

でも本当に大阪までたどり着くんだろうか?

「もし私の未来を知っている人がいたら、是非今後の展開を教えてくれ」と、叫びたくなるほどです。

やっと愛知県に入った時には、かなり心が折れかかっています。

090518_4 
20時7分愛知県 ここまで245km

静岡東西180kmをやっと走り切りましたが、その全てが強烈な向かい風。

よく走ったと自分をほめてあげたい気分ですが、残念ながら愛知県に入った所で風は一向に止みませんTT

090518_5
路面電車

ナイトランは当然の如く景色はほとんど見えません。しかも目標物も見失いやすく、昼間とは全く違った環境で走らなければなりません。

夜が更ける毎に人影も消え、真っ暗な中で疲労しきった自分が一人。

ブルベならばこの状態で山の中にいるわけですね(笑

ここから先は距離ではなく、自分との戦いの時間になります。

安城市に入ると路肩の縁石が目に付きます。

090518_6

20数年前のあの日、雨が降ってきたので空を見上げながら走っていたら、こんな感じの縁石に乗り上げて転倒してしまったんですよTT

場所ははっきりと覚えていません。でもこんな感じだった。

ここから安城駅までは、徐々に強まる雨に耐えながら走りました。そしていよいよ安城駅辺りで本降りになり、しばらく駅前で雨宿りをしていたんです。

090518_7
23時53分新安城駅 ここまで297km

でも雨は止む気配すら見せず、雨に濡れた体からは体力が奪われたのか、体が気だるくなり始めたのです。

当時15歳。まだ世の中も知らない子供が、見知らぬ町で体調を崩し、途方に暮れていたんですね。

あの時はここから名古屋まで電車で行きました。でも今回はそこを走破するのが目的。

でもその目的のために300kmも走って来たのか(笑

ご苦労様だね^^

安城の先、東名高速豊明IC付近は国道23号との分かれ目。

ここからは大型車が国道23号線(名四国道)に行ってしまうため、交通量が激減して走りやすくなります。

名古屋駅付近ではとっくに日付も変わり、「今日中の名古屋」は既に不可能。

090518_8

当初の予定だと、四日市付近のスオミの湯と言う所で休憩(仮眠)する予定でした。

しかしそこの営業時間は午前3時まで。どうやっても間に合わないだろうな^^;

だって閉店時間にはまだ愛知と三重の県境なんだもん。

090518_9
3時8分三重県 ここまで338km

ここの県境って大きな川が3つ続きます。東から順に木曽川、長良川、揖斐川と。

090518_10

川と言うよりは海のように見えるほど川幅も広くて水量も多いので、20数年前に渡った時は怖かった事を思い出しますが、今日は夜中なのであまりよく見えません(笑

と言うかさ、眠いんだな(-_\)(/_-)

ずっと眠れる所を探しながら走っている状況で、なかなか前に進みません。

テーブルとイスがあるミニストップがあると飛び込みますが、見つけた事が嬉しくて目が覚めてしまいます(笑

仕方なく店を出るとまた眠気(-_\)(/_-)

これを繰り返しているうちに、当初の仮眠場所予定だったスオミの湯に着きます。

090518_11

が、当然閉店しています><

この時4時過ぎ。そろそろ東の空が明るくなり始めます。

ここまで来るといい加減覚悟を決めて、公園のベンチでサバイバルシートにくるまって寝ました。

でも最初からそうすれば良かった(笑

サバイバルシートって、結構暖かいね^^

いや、あのね、夜、特に風のある時や寒い時は、風や夜露を凌ぐ手段も無く寝てしまうと、体温が低下して危険な状態になる場合があるんですよ。

大概は寒くて目が覚めるんだけど、それでもしばらく歯の根が合わないほどの寒気を感じて、まともに動ける状態じゃなくなるんです。

だから野宿の場合、風や夜露を凌ぐ手段はとっても大切なんですね。

で、目が覚めるとすっかり明るくなっています。

090518_12

早朝の鈴鹿峠をゆっくりと上って行きます。

無駄にアップダウンを繰り返しながら、最後の3km位がやっと峠らしくなります。

勾配は5%位でしょうか?

それを登り切るといよいよ滋賀県。

090518_13
7時23分滋賀県 ここまで394km

やっと400km走った事になりますが、既に家を出てから26時間半が経過。

ブルベならば時間いっぱいですね。でも400kmにこれだけ時間をかけたのは初めてです(笑

通学途中の学生が往来する道を進みながら、再び眠気に襲われますが、もう時間も何もどうでも良くなっています。兎に角大阪まで走り切る事。それだけしか考えていませんので、眠くなったらコンビニの駐車場で膝を抱えて寝ます。

怪しい奴だと思われるかも知れませんが、そんな事はどうでも良いです。

警察を呼ばれても、「大阪まで行きます。横浜から来ました。寝ていません」と言いますから(笑

090518_14
10時36分京都府 ここまで450km

京都まで来ると残りは80km

ブルベを走るランドヌールにとって、残り100kmを切った次点で「ゴールしたも同じ」ですから、気持ちも楽になります。

兎に角昼飯を食べられる所を探します。

090518_15

京都から淀川沿いの道を走り、「大阪府枚方市」の標識を見ますが、道があまりにも気持ちよかったので写真を撮り忘れ(笑

と言うか、大阪府内の写真がありません(爆

最後の最後で御堂筋を進むのに馬鹿みたいに時間がかかりましたが、無事に泉大津市まで到着。

走行距離: 539.26km
走行時間: 24時間47分54秒
平均速度: 21.7km/h

普通に考えると平地ばかりの行程で平均速度21.7kmはあまりにも低い速度ですが、静岡県内では20km出ていませんので、後半巻き返したと言う事でしょうか?

今回はグロスで35時間かかりましたが、次回は30時間前後で走り切りたいですね。

次なる目標に向けて頑張ります^^

↓ポチッとして下さいましm(__)m
にほんブログ村 自転車ブログ ロングライドへ
にほんブログ村

« 大阪へ(前編) | トップページ | 休み明け »

ツーリング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大阪へ(後編):

« 大阪へ(前編) | トップページ | 休み明け »