私はスキーに連れてった
★ 平成21年12月25日(金) 私はスキーに連れてった |
少し前に、TMRでスキーの話題が出ていて、そういえば永い事スキーに行ってないなぁと思った。と言うか、スキーは止めたんだけど^^; 私のスキーの歴史(謎)は意外と古くて、小学生までさかのぼります。 当時のスキーは今のように優れた物ではなくて、ブーツにしたって皮製のブーツを紐で締め上げていたような気がする。 もちろんビンディングなんて立派な物はなくて、今の物のように無理な力が加わると勝手に外れるような物ではなかった。 そのお陰で、大怪我をした事がある。 たしか2泊3日の初日だったと思うけど、気持ちよく滑っていたら左足を穴に落としてしまったんです。ところが勢いが付いていたので、穴にはまった左足を軸にして、180度周ってしまったんです>< 今の物なら直ぐに板が外れて、大事に至ることはありませんが、30年以上前の事です。板の代わりに左膝の関節が外れてしまいました;; あの時の事は未だに鮮明に覚えています。 それまで坂の下の方を見ながら滑っていたのに、左足をとられた瞬間、景色がグルッと周って坂の上の方が見えたんです。 そして左足が反対の方を向いてるし@@; 痛みがこみ上げたのはその直後でした。 大声で叫んだか泣いたため、しばらくして誰かが来てくれたんですが、結局そのままその場に放置されて、皆が帰るまで寒い所で痛みと寒さに耐えていたんですね。 それ以降、スキーなんか二度とやらないと思った。 それから幾星霜、就職してから職場の先輩からスキーに誘われた。 職場の先輩達も、まさか私にスキーの経験があるとは思っていなかったようですが、何を隠そう、私が車の競技用スパイクタイヤを持っていて、雪が降る毎に箱根に通っていたのを知っているので、雪道では強い見方と見て誘って来たらしい。 そんなこととはつゆ知らず、ただスキー場=雪道走行と言う事で引き受けてしまった。 そんな頃に、「私をスキーに連れてって」と言う映画が流行り、スキー場まではユーミンを聞きながらと言うのが定番になった。 私も例に漏れず、ユーミンの曲「サーフ天国スキー天国」「恋人がサンタクロース」「ロッヂで待つクリスマス」「A HAPPY NEW YEAR」「BLIZZARD」をカセットテープの両面に録音し、ルームミラーにはストップウォッチをぶら下げて走っていました。と言っても邪魔なので直ぐに外してしまいましたが^^; 始めのうちは雪道を延々と走って行くようなスキー場だったり、吹雪で雪が深かったりして、私もスキーに行くのを楽しんでいたが、スキー仲間が増えるにしたがって、高速道路からアクセスの良いスキー場が多くなって来た。 そうなると私自身、何か物足りなさを感じます。 ある時ゲレンデからコースを見上げ、「何故、皆一方通行なのか?」と考えます。 高い所から低い所へ滑り降りるのがスキーなので、それは当たり前の事ですが、私は低い所から高い所へ向かって見たかったんです。それには車の方が良い。 そう考えた時、実はスキーに来ているのではなくて、スキー場までの雪道を楽しんでいるだけなのだと気が付きます。 それ以降スキーは一度も行っていませんし、結婚する時にウエアーと板を全て捨てました。 しかし雪の便りを聞くと車で出かけて行く性格は変わっていません(笑 ↓ポチッとして下さいましm(__)m にほんブログ村 |
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