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2011年2月24日 (木)

本当は怖い介護の話

「介護」と一口に言っても、様々な形が存在します。

身近な部分では高齢の両親に対する介護、障害を持った家族の介護、あるいは自分自身を介護してもらうなど、色々な介護の形があるわけですが、恐ろしい話をしますと、介護が必要になった時、その人の人間としての評価が下されます。

例えば嫁姑の仲が良くない家庭の姑に介護が必要となった時、ほとんどの嫁は離婚して家を出て行きます。これ、現実です。

また同居していない親族に介護が必要となった場合、親族の介護は入りません。

もちろん好き放題生きて来た人間を介護する者はいません。

ですから、介護が必要なお年寄りの一人暮らしって、物凄く多いんですよ。

これにはいろんな理由があると思います。感情的な理由もありますが、金銭的なものもあります。介護が必要な一人暮らしのお年寄りの場合、ほとんどの場合が生活保護を受けられますし、ホームヘルパーさんやデイサービス、老人施設の費用も介護保険の範囲を超えるものに対しては生活保護でまかなえます。

ところが親族が引き取ってしまうと生活保護が受けられませんので、金銭的な事だけでなく、体力的や時間的、あるいは精神的な負担を強いられます。

これ等を天秤にかけた場合、家族全員に負担がかかっても引き取って世話をしたい人なのか、あるいはそうでないのか、その時にその人に対する評価が下されるわけです。

我々は「年金はどうなるんだ」などと悠長な事を言っていますが、そんな心配よりも、自分が動けなくなった時の心配でもしろと言いたくなりますよね。

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それでは介護とは何?と言う事ですが、力の有り余っている若者が介護をするのなら、体力的な負担は軽いでしょう。それではメタボ男性を介護するのは?・・・その人を1日に数回トイレに連れて行き、用が済んだら抱え上げてパンツを履かせて、また時々風呂に入れて・・・なんて、誰が出来ますか?

介護が必要な人が認知症だったら?

認知と一口に言っても、いろんなタイプがあって、それこそ自分の名前も忘れたボケ老人だけなら可愛いですが、ほとんどの場合、排泄と言う事が自分の意思でコントロール出来ないんです。と言うか、その意志が無いから認知なんだな^^;

ならばオムツをすれば・・・と思いますが、自分で動ける人は勝手にオムツを脱いで、その辺に排泄をするんです。私の妻(介護の仕事をしている)が言うには、自分の排泄物を仏壇にお供えしていた人もいるそうです。

それから認知になると理性をコントロール出来ない様で、物凄く暴力的になる人も多いらしいですね。これが力仕事をしていた男性だったら大変らしいですよ。男性介護士数人で取り押さえるとか。もちろん女性介護士は手も足も出せない状態になります。

当然そんな人は、どこの施設も受け入れてくれなくなります。

理想を言うと、ずっと元気で生活していて、ある時体調を崩して入院し、1週間程度で亡くなってしまうと言うのが、一番周りの負担が少ない最期だと思いますが、こればかりは全くどうなるかわからない事です。

でも今自分が知っている最大限の知識で、ある程度予防する事は可能ですよね。

寝たきりにならないように、あるいは認知にならないようにするために、一番良いのは運動をする事だと言いますね。

それも40分程度の有酸素運動を、週に3回程度続けていれば良いらしいですね。

まあ、自分が若い、あるいは親が元気なうちは、介護なんて本気で考えないかもしれませんが、それは突然やって来るんですよね。

親がある程度高齢の場合、何かで入院してしまうと、そのまま寝たきりになる可能性が非常に高いです。入院中に物凄い勢いで筋力が衰え、高齢であればあるほど筋力が元に戻らないからです。

何れにしても、家族に介護が必要になった時は、ある程度割り切ってしまう事が長く介護を続けるコツのようですが、それよりも自分が介護を必要としないように今から心がける事が大事ですよね。

介護が必要な体になってしまう事よりも、介護が必要になった時に下されるジャッジの方が恐ろしいですからね^^;

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