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2011年10月11日 (火)

伊豆半島一周 後半

前半から続く

再び国道に戻る頃にはやっと夜も明けて、景色が良く見えるようになりました。

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もっとも見たいのは海の方だけで、自分が通る先までは見えなくてもいいんですけどね。だって道が山の上まで続いていたら、見なければ良かったと思うでしょ。だったら初めから見えない方が良いんです。

伊豆半島はそのぐるり全てがリアス式海岸です。つまり海辺に町があって、その町と町を繋ぐ道路は全て山越えになります。

ですから海岸線と言えども、町を外れると標高がそれなりにあります。

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上の写真の場所、標高250mありました。

こんな所へ上っては下り、上っては下り、誰か坂の頂上から頂上へ橋をかけてくれないかと何度も思いました^^;

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松崎には7時過ぎに到着。

ここから土肥まではそれほど険しい道ではありません。

また個人的に勝手に思っている事ですが、西伊豆で観光するならばこの西伊豆町付近が一番良いと思います。

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景色が最高なんですよね。

途中、お約束の恋人岬へ。

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Photo by ヴァナックさん

恋人とヲッサンをいう、相反する者同士のコラボ。

何をどう間違えても、このヲッサンの辞書に恋人の文字は無いな(笑

土肥には9時前の到着。

ここで少々困った事態が発生。

ここ1週間位の間に右ひざの痛みがぶり返していて、がっちりテーピングをして来たんですけど、走り方が右膝をかばって左足ばかり使っていたようで、左膝裏から痛みが出て来ました。

さすがにこの部分の痛みは経験が無かったので、折角持っていたテーピングテープも貼り方がわかりません。

それが戸田で悲鳴を上げ始め、いよいよ左足でペダリングできなくなります。

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景色は最高なんですけどね。

左足に力を入れると激痛が走り、高回転でも激痛が走り、DNFが頭をよぎります。

しかし同じTMRブルベ班のまこたさんが既にDNFしてしまったので、ここで私もDNFしてしまったらブルベ班って何?って事になりやしないかと、つまらぬ考えに惑わされます。

TMRは大人の集団なので、そんな事を思う人はいないと思いますが、私自身がそれを許せなかったんですよ。

TMRの皆様は、我々ブルベ班のメンバーを長距離のスペシャリストと思っているようですが、私が思うに長距離のスペシャリストとは、より遠くまで、より速く走る能力を言うのではなく、イレギュラーに対応出来る能力を指すのだと思うんです。

そういう意味ではここは素直にDNFして、怪我をそれ以上悪化させない事が正しい選択だと思いますが、どうしても意地があったんですよね。

それにあれこれ考えているよりも、少しでも前に進めば、その分だけゴールが近付くじゃないですか。

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そんなでほぼ右足だけのペダリングで箱根に突入。

獲得標高が5千メートル近いコースで、最後の千メートルの上りです。

が、ここはさすがに何度も上っているので、あまりキツイと言うイメージが無いんですね。

意外と楽天的に考えて挑みましたが、やっぱり左足は全く使えません(><)

ボトルの水を飲むために、僅かにバランスを崩すだけでも激痛が走りますので、止むを得ず立ち止まって水を飲みますが、リスタートする時にクリートをはめようとすると、また激痛が走ります(TT)

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途中で虎の子のガリガリ君瞬冷パックで足を冷やしますが、ここまで痛めてしまうとほとんど効果なし。

それでも道を知っているというのは偉大な事で、「押して歩いてでもそのうち着く」と気長に考えています。

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でも今までで一番遠い箱根だったな(笑

箱根峠は15:30頃。

2時間以上かかって箱根を上りました(笑

芦ノ湖から旧道まで100m位の標高を上り返しますが、杉並木を抜けた後は押して上がりました^^;

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出発前に誰かが「早川口をスタートして早川口に帰って来ると言うのは凄い事なんだ」と言うような事を言ってましたが、まさかその言葉を実感させられるとは思いませんでした。

ホントに辛うじて完走ですよ。

走行距離: 263.82km

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