果実酒よりも穀物酒
最近赤ワインなるものを飲み始めまして、と言うのも赤ワインが体に良いという噂があるのをご存知でしょうか? いわゆるフレンチパラドックス説で、「喫煙率が高く高カロリーな食事をしているフランス人に心臓疾患の発生率が低いのは、赤ワインをたくさん飲んでいるから」という事らしいですが、呑ン兵衛に酒が体に良いなんて事を教えたらいけませんね(笑 ところがですね、実は私、ワインなんか好きじゃないんですよ。 どうもね、ぶどうの皮の味が好きになれない。 もっとも本当に美味いと言われるワインの味も知りませんが(^^; そこでちょっとワインでも攻めてみるかという事で、最近はワインを見つけては飲んでいました。 安い物になるとスーパーで298円とかで売ってるじゃないですか。 もちろん飲みました(笑)。しかしそれが美味くないということはワイン音痴の私にもわかりましたよ。あれはワイン風味のジュースだ(笑 要するに、ワインも日本酒も基本は同じなんですよ。両者とも、酒造メーカーが自信を持って売り出している物には一定の価格帯があるんですね。 また両者とも本当に安い物は本当の酒ではありません。 事実、安いワインは輸入ワインにぶどうジュースのようなものを混ぜて味を調えてました。ジュースと思えば飲みやすいですが、とても酒とは思えませんでした。 これは日本酒の三増酒となんら変わりありません。 で、結局酒屋さんに行っておびただしい種類の中から選んできたのがこれ。 自転車の絵が気に入った(笑 選んだ理由はただそれだけです。 でもこれは間違いではなかった。 これは南米チリ産のワインで、コノスルというメーカーの物だそうです。 チリ産のワインにはハズレが少ないらしく、加えて物価が安い上に関税がかかっていないから安く買えるのだとか。 普通のワインボトルは五合しか入っていないので一晩で飲み干してしまいましたが、なんとなくワインの味がどういうものかわかったような気がします。 しかしですね、冒頭で触れた「フレンチパラドックス説」ですけど、ジョンズ・ホプキンス大学医学部の研究者たちがイタリアで10年にわたり800人を対象にした研究の結果、フレンチパラドックス説は誤りであると結論付けたそうです@@; と言うわけで、ブドウの皮には早々と別れを告げて、穀物を原料とした酒に戻りました(笑 ↓ポチッとして下さいましm(__)m |
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